橋本正洋教授 Prof. Masahiro Hashimoto

 橋本正洋 教授 博士(工学)Prof. Masahiro Hashimoto,  Ph.D.

法政大学大学院 政策創造研究科 教授、東京工業大学 名誉教授

Professor,  Hosei Graduate School of Regional Policy Design

分野 Research Fields

イノベーション政策、知財戦略、知財政策、技術経営学

Innovation Policy,  Intellectual Property Strategy and Policy, Innovation Management

最近の研究テーマ Research Topics

建材の知財戦略、知財価値評価、リニア新幹線の地域経済への影響、情報セキュリティマネジメント、デュアルユース技術、産学連携、地域新産業創成ビジョン、オープンデータの活用戦略、マリンバイオテクノロジー、リーダー人材育成

主な担当科目 Lectures

地域イノベーション論、地域経営戦略論、地域産業論、英語論文文献講読、プログラム演習、産業政策特殊講義、外国語文献講読、産業政策特殊研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

主な研究テーマ Main Research Themes

ナショナルイノベーションシステム、イノベーション政策、知財政策及びそれらの戦略に関する内外の分析・将来予測、科学的政策立案のための手法開発と応用、ベンチャー支援、理工系・知財人材育成、サイバーセキュリティ経営人材育成など。

Research topics include innovation policy, IP policy, energy policy, brand and design strategy,  national innovation system, innnovation policy, etc.

主な活動 Social Activities

  • 日本工学アカデミー理事、人材育成委員会委員長
  • 日本知財学会理事・副会長
  • 日本国際学生技術研修協会(IAESTE JAPAN) 理事
  • 営業秘密保護推進研究会(任意団体) 会長
  • 一般財団法人 マリンオープンイノベーション機構 理事・統括プロデューサー

略歴 Back Ground

静岡県清水市出身(清水東高校卒)

1980年東京工業大学工学部生産機械工学科卒業、1982年同大学院システム科学専攻修了。2008年東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了、博士(工学)。1982年通商産業省(現経済産業省)入省、1997年大学等連携推進室長にてTLO法制定、2002年大学連携推進課長にて大学発ベンチャー千社計画、MOT一万人計画を推進するなどを経て2006年NEDO企画調整部長、2009年特許庁審査業務部長。2012年早稲田大学理工学術院教授、2014年経済産業省退官。教授公募により東工大教授。東工大イノベーションマネジメント研究科長等歴任。2022年3月東京工業大学退官。同4月より現職。

1980, Bachelors, and 1982, Masters of Mechanical Engineering in Tokyo Institute of Technology, Engineering Department.
2008, Ph. D., by University of Tokyo.
Government Expert for more than 30 years on the international trade and industry policy with experience of industry and technology policy in the field of IPR, innovation, University-Industry Cooperation policy and industry policies on service, bio-science, chemicals and materials, energy and others.
2012-2014, Professor at Graduate School of Global Information and Telecommunication Studies, Waseda University
2014 to 2022, Professor at Graduate School of Innovation Management, Tokyo Institute of Technology Since 2022, Professor at Hosei Graduate School of Regional Policy Design

 

主な業績 Select Publications

(査読付き論文)

  1. 橋本正洋、梶川裕矢、武田善行、柴田尚樹、坂田一郎、松島克守「クラスターネットワークにおける研究大学の役割と機能」 日本知財学会誌 Vol.5 No.1 2008
  2. 橋本正洋、坂田一郎、梶川裕矢、武田善行、松島克守「ネットワーク分析によるイノベーションの学術俯瞰とイノベーション政策」 一橋ビジネスレビュー Vol.56, No.4 (2009/Spr.) pp. 194~211 東洋経済新報社
  3. M. Hashimoto, Y. Kajikawa, I. Sakata, Y. Takeda and K. Matsushima “Academic landscape of innovation research and national innovation policy reformation in Japan and the United States” International Journal of Innovation and Technology Management, 2012, vol.09, issue 06, pages 1250044-1-1250044-12
  4. 井手達夫、高野泰朋、橋本正洋 「セキュリティ分野の学術俯瞰」情報システム学会誌 Vol.12No.2(2017・Mar.)  

(著書)

  1. 亀岡秋男監修・橋本正洋ほか「サービスサイエンス」NTS、(2007)

( 論文・解説)

  1. 橋本正洋「MOTのすすめ–産学連携による新たな人材育成に向けて」(特集 MOTを考える)一橋ビジネスレビュー Vol.51, No.4 (2004/Spr.) pp. 42~53 東洋経済新報社
  2. 橋本正洋「意匠データベースの構造と活用に関する考察」日本知財学会誌 Vol.6 No.3 2009
  3. 橋本正洋「地理的表示に関する知財戦略とそのための基盤整備」知財研フォーラム 2011年 Summer Vol.86
  4. 橋本正洋、北代真一「デザイン知財保護制度の現状及び将来の課題に関する一考察」日本知財学会誌 Vol.8 No.1 2011
  5. 橋本正洋「オリンピック・パラリンピックと商標」日本知財学会誌Vol.11No.1 2014
  6. 橋本正洋「アジアから世界に発信する商標制度と戦略-悪意ある商標出願」日本知財学会誌 Vol.8No.1 2016